【C大阪】AZに移籍決定的な毎熊晟矢のチーム離脱を発表 メディカルチェックを経て正式契約へ
セレッソ大阪は13日、オランダ1部AZアルクマールに完全移籍することが決定的になっているDF毎熊晟矢(26)が、「海外クラブへの移籍を前提とした準備のため、チームを離脱することになった」と発表した。 クラブ名は明記されていないが、AZから移籍金などの条件はクリアされており、本人も欧州でのプレーを熱望し、完全移籍に障害はない。前夜12日の天皇杯はベンチ外となり、本拠地ヨドコウのスタンドで観戦していた。 「今後は現地でのメディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定」といい、近く正式発表の運びだ。 長崎県出身の毎熊は、東福岡、桃山学院大、J2V・ファーレン長崎を経て、22年にC大阪移籍。右MFなど攻撃的な位置と右SBを兼務しながら、J1通算74試合4得点をマーク。昨年9月から日本代表に招集され続けたが、けがの影響もあり、今回のW杯アジア2次予選メンバーから外れていた。 AZは日本代表で同じ右サイドバックのDF菅原由勢(23)が所属している。 ◆毎熊晟矢(まいくま・せいや)1997年(平9)10月16日、長崎県出身。東福岡3年時はFWとして総体と選手権で全国2冠。桃山学院大では全日本大学選抜入り。20年にJ2長崎に入団し、右SBに転向。22年C大阪移籍。179センチ、69キロ。