スピードスケート出身選手が京王閣競輪決勝で関東3番手を固める「自力で頑張っているので」
京王閣競輪場のナイター「HPCJC杯・サテライト信州ちくま杯(FI)」は19日に最終日を迎える。S級決勝に出走する杉森輝大に話を聞いた。 直前の玉野では準優勝と勢いは申し分ない状態でこの開催を迎えた杉森輝大。本人も「最近は体の感じも流れもいい」と前検日に話していた。 初日特選は蕗澤鴻太郎を足場に2着、準決勝は単騎の競走も3着を確保し決勝に滑り込んだ。 「準決勝は展開が読み難かったですね。何とか3着に入れてよかった。今回から新車を使っている。練習でも使っていなかったのでぶっつけ本番だったのですが、悪くないですね。もう少しよくなりそうなので微調整してみます」と上積みも見込める。 決勝は初日に続いて蕗澤鴻太郎の番手になるかと思われたが「大矢君には番手を回れと言いました。彼の地元だし、自力で頑張っているので。前の2人をしっかりサポートしたい」。 蕗澤の先行が見えているだけに3番手でも十分Vチャンスはある。3番手の仕事に熟しつつ今年初優勝を目指す。(アオケイ・松野記者)