【写真：Getty Images】

　UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）リーグフェーズ第5節、レアル・ソシエダ対アヤックスの試合が現地時間28日に行われ、ソシエダが2-0の勝利をおさめた。この試合で先発出場を果たした日本代表MF久保建英の視察に、リバプールがスカウトを派遣したようだ。英メディア『ANFIELDINDEX』は、久保の獲得可能性について論じていた。　 【動画】スカウトも見ていた？名門アヤックスを粉砕した圧巻ドリブル突破からのゴールがこれだ！ 　英メディア『TBR』は、久保が1G1Aで無敗の名門アヤックスを破るのに貢献した試合に、プレミアリーグのビッグクラブが多数スカウトを派遣していたと伝えていた。この報道をうけて、リバプール専門メディア『ROUSINGTHEKOP』は、「25年中に新たなフォワードの獲得を視野に入れるかもしれない。リバプールは久保建英を視察するためスカウトを派遣した」と前置きし、久保について次のように伝えている。 「久保はリバプールファンにとって新しい名前ではない。この23歳の選手は、つい先日の夏の移籍期間中、移籍が盛んに噂されていた。リバプールのスカウトたちはヨーロッパリーグで久保とレアル・ソシエダがアヤックスと対戦するのを見るために飛び立ったと著名記者も語っている。日本代表の久保はゴールとアシストを記録した。リバプールが彼に興味を示したのは、もう10年近くも前からのことだ。彼は10代の頃から、ヨーロッパのあらゆるビッグクラブから注目されていた」 　『ANFIELDINDEX』は、「ソシエダのスター、久保が再び注目を集める理由」と題して、「楽観的な観点から見ると、久保はペース、精度、ポジションの流動性を重視するスロットのシステムに合わせて調整されているように見える。彼の能力は、リバプールの新たな戦術の可能性を解き放つ可能性がある。しかし懐疑論者は、特に何年も前から移籍を計画するマンチェスター・シティのようなライバルと比較した場合、リバプールの補強戦略は積極的というよりも後手後手に感じられると主張するかもしれない」と、久保の移籍実現可能性について言及。 　そして、「サラーに代わる実績のあるワールドクラスのスターを必要とするかどうかというさらなる懸念も議論に重みを与えている。久保はそのような巨大なプレッシャーに耐えることができるだろうか」と言葉を続け、「スロット監督の下で成長し、リバプールの次の世界的スーパースターとしての地位を確立するのだろうか」と、久保の実力は認めつつも、現在チームを牽引するモハメド・サラーの後釜としては荷が重い可能性があると指摘している。