ソフトクリエイト、パブリッククラウド環境のセキュリティ対策を支援する「SCSmart クラウド設定監査サービス」
株式会社ソフトクリエイトは15日、パブリッククラウドのセキュリティ設定を定期的に調査し、問題点の検出と改善アドバイスを実施する「SCSmart クラウド設定監査サービス」を提供開始したと発表した。価格は、月額7万5000円。 【この記事に関する別の画像を見る】 SCSmart クラウド設定監査サービスは、企業が利用しているAmazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどのパブリッククラウド環境を定期的に調査し、セキュリティ設定不備や潜在的な攻撃の兆候を検出するとともに、改善のための具体的なアドバイスを提供するサービス。 具体的には、SBテクノロジー株式会社(SBT)が開発したクラウド保護サービス「クラウドパトロール」と、ソフトクリエイトのSOC(Security Operation Center)環境およびナレッジを組み合わせ、「クラウド環境の設定監査」「緊急リスク対策」「アタックサーフェス管理」を実施することで、設定ミスなどによるインシデントや、意図しない公開設定など、利用しているクラウド環境を取り巻く、さまざまなリスクを検知できるという。 また、検出した問題点だけでなく、改善方法も含めた報告書(定期レポート)を作成するとともに、監査結果の有効活用を目的とした報告会を実施する。この定期レポートでは、ソフトクリエイトのSOCサービス「Security FREE」で蓄積したナレッジを活用しており、昨今のサイバー攻撃トレンドや脅威情報などの詳細情報を基に、改善方法までをわかりやすく記載するとした。 さらに緊急の内容については、レポートとは別に即時通知するので、緊急的なリスク対策も可能。クラウドのテナント数やリソース数に関わらず、一律価格で提供する点も特徴としている。
クラウド Watch,石井 一志