わずか0.21秒届かず 瀬戸大也が400m個人メドレーで五輪切符逃す 高校3年生の松下知之がパリ内定
◇競泳パリ五輪代表選考会 男子400m個人メドレー決勝(18日、東京アクアティクスセンター) 【画像】世界水泳選手権 男子400メートル個人メドレーで銅メダルをとった瀬戸大也選手 男子400m個人メドレー決勝が18日行われ、3大会連続となる五輪代表を目指す瀬戸大也選手は、日本水泳連盟が定める派遣標準記録(4分10秒63)を突破できず、五輪切符を逃しました。 2016年リオ五輪では400m個人メドレーで銅メダルに輝き、金メダルの萩野公介選手と共に表彰台に立った瀬戸選手。東京五輪でも代表選手として同種目に出場も、予選9位と決勝進出を逃していました。 瀬戸選手は今大会、予選で4分13秒03を記録し、トップ通過。決勝では序盤から先頭でレースを引っ張る泳ぎをみせると、得意の平泳ぎで一気にスピードアップ。 しかし、メドレー最終の自由形で隣のレーンを泳ぐ松下知之選手が驚異の追い上げをみせます。松下選手にリードを許した瀬戸選手は、代表の座をかけ、最後まで粘りの泳ぎを見せますが、パリ五輪への派遣標準記録にわずか0.21秒届かない4分10秒84で2着に沈み、本命種目でまさかの五輪切符を逃す結末となりました。 なお、瀬戸選手は今大会、200m個人メドレーにもエントリーしており、22日に予選と準決勝、23日に決勝が行われます。