真っ赤なリールはエースの証!『グラビアス侍』を三原直之が語る!
従来のグラビアスを三原直之のパワーフィッシングスタイルにアジャストさせた、パワーゲームリール、それがグラビアス侍。ド目立ちな真紅のリールでバス釣り場のエースを目指せ! 【画像】「パワーゲームを象徴する一台」グラビアス侍のスペックと価格
三原直之
みはら・なおゆき/1991年、鳥取県境港市生まれ。関西リザーバーをホームとする。得意な釣りはサイトとビッグベイトなどのストロング系…という両極端なスタイル。2022年までJBトップ50で活躍後、現在はイマカツで自身のブランドWAZAMONOを発足するなど精力的に活動中。ジーニアスプロジェクトプロスタッフ。
グラビアス侍(ジーニアスプロジェクト)
◆無振動マグネットブレーキシステム 従来のマグネットブレーキは磁束密度を出すために偏って配置されるものが多かったが、磁力自体を強化し、円周に対して均等に磁石を配置した。これにより、遠心ブレーキのような飛びを実現。 ◆ブレーキダイヤル ブレーキのダイヤル数値は0~10までだが、例えば1と2の間に2回カチカチできる段階がある。つまり、実質31段階で、非常に細かいブレーキ設定ができる。
三原直之のパワーゲームを象徴する一台
三原直之さんが監修し、ジーニアスプロジェクトの代表・青木哲さんとのタッグで作り上げたのが、この真っ赤なボディのベイトリール、グラビアス侍。まるでエースパイロット用じゃないか…。では、三原さん直々に解説をしてもらおう。 三原「従来のグラビアスは20 ポンドラインを大体75メートル巻けて、テキサスリグなどの撃ちモノには十分な糸巻き量です。しかし、ビッグベイトやビッグペンシルだと25ポンドラインなんかを使うので、遠投してラインを放出すればするほどコイルが気になってくる。できれば20ポンドラインを100メートル近く巻けるリールがいいと思っていました」 また、従来のグラビアスはハンドルが内側にクランクしているが、侍はストレートハンドルを採用している。この理由も三原さんのスタイルにある。 三原「僕は右投げ右巻きで、ノブを鷲掴みするように握り込むので、フッキングしたときに指がハンド ルに当たって痛かったんです。その際に指が当たらないストレートハンドル、あと、しっかり握り込める三角形のデルタノブを採用しています」 ◆ストレートハンドル 三原さんたっての希望でストレート化されたグラビアス侍のハンドル。長さは100ミリとロング化されているが、大胆に肉抜きされていて軽い。 ◆デルタノブ 握り込みやすい三角形断面のノブ。三原さん自らEVAを削り、いくつかのプロトを作成。テストの結果、手首のブレがなく、力強く負ける三角形ノブを採用した。 [写