京都市、オーバーツーリズム対策で手ぶら観光を推進、宿泊施設などを巡回する専用バスを運行
京都市は、多くの観光客の来訪が見込まれる秋の観光シーズンに、スーツケースなどの大型手荷物を携行する観光客を対象に、京都駅を起点に市内宿泊施設などを巡回する専用バス「HANDS FREE BUS」を運行する。 この事業は、観光庁の「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の補助金を活用して実施するもの。宿泊施設に手荷物を預けてから観光する「手ぶら観光」の推進を目指す。 運行経路は京都駅烏丸口から京都東急ホテル、四条堀川、ANAクラウンプラザホテル京都、烏丸御池、四条烏丸。利用料金は大人500円、小児250円。バス車内でのみ、往復券も販売する。 運行期間は2024年10月1日～12月27日。運行時間は午前8時45分～午後5時30分で1日計8便運行する。定員は約45人で、50Lのキャリーケース45個の持ち込みを想定。乗車目的などの制限はないため、誰でも利用することができる。 事前予約は、「HANDS FREE BUS」専用ホームページで、各利用便の京都駅出発時刻の2時間前までであれば、乗車時間・乗車場所の事前予約及びクレジットカードによる決済が可能。事前予約・手続きがなくても、空席があれば利用できる。 また、往復券の半券または「HANDS FREE BUS」を各窓口で提示することで、二条城、京都文化博物館、京都鉄道博物館、おこしバスで特典を受けることができる。
トラベルボイス編集部
