独コンチネンタル、自動車部品部門を分社化 2025年末に上場目指す
独コンチネンタルは5日、自動車部品部門を2025年末までに分社・独立化すると発表した。あわせて株式市場への上場も目指す。ニコライ・セッツァーCEO(最高経営責任者)は、分社化の目的として「急激に変動する市場への対応とソフトウエア主導の技術変革」の2つを述べた。 来年の年次株主総会で承認を得た後、分社化を実行する。タイヤ部門と、ゴム製品の開発などを担うコンチテックは、これまで通りコンチネンタル傘下に置く。 同社の23年の連結売上高は414億ユーロ(約6兆6千億円)。このうち自動車部品部門は203億ユーロ(約3兆2千億円)で、約10万人を雇用している。