ロシア、北朝鮮にライオンなど動物70匹超を寄贈 派兵との関連不明
ロシア政府は20日、モスクワの動物園からライオンやヒグマなどの動物70匹超を北朝鮮・平壌の動物園に移送したと発表した。ロイター通信が報じた。露政府は「プーチン(大統領)から北朝鮮の人々への贈り物だ」と説明している。 露朝関係を巡っては、北朝鮮がウクライナへの侵攻を続けるロシアに兵士を派遣したことが明らかになっているが、動物の寄贈との関連は不明だ。 ロイターによると、動物たちはロシアのコズロフ天然資源環境相の監督の下、獣医とともに飛行機で平壌の中央動物園に運ばれた。ロシアは4月にも、ワシやツルなどの鳥を北朝鮮に寄贈している。【畠山哲郎】