NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをすべて外しADORを退社 新グループ結成を目指すか
ミン・ヒジンとHYBEの対立が転換点を迎えた
NewJeansの生みの親として知られる所属事務所のミン・ヒジン前代表は11月20日、プレスリリースを発表し「ADOR社内理事を辞任する。また、HYBEと締結した株主間契約を解約し、HYBEに株主間契約違反事項に対する法的責任を問うつもりだ」と公表した。また自身のインスタグラムアカウントに「退社」と書かれた紙を持ったLINEフレンズの画像を掲載した。またこの内容をストーリーズにも投稿し、デニス・ウィリアムズの歌「Free」をBGMに設定した。 【画像】ミン・ヒジンのインスタ投稿 果たしてミン前代表は、またNewJeansはどこへ向かうのか? 韓国メディアMBC、YTN、スポーツ京郷などが報じた。 2024年のK-POP界を揺るがしてきたガールズグループNewJeansの生みの親ミン前ADOR代表と親会社HYBEの対立が、ここにきて転換点を迎えている。ちょうど1週間前の11月13日にNewJeansメンバーたちが所属事務所ADORに対して「ミン·ヒジンの代表復帰」などを求め、要求が受け入れられなければ専属契約を解除するという最後通告の内容証明を送った。それから1週間、今度はミン元代表自身がADORを去ることを決意したのだ。 <「私の新しいK-POPの旅に関心を」> リリースの中でミン前代表は「4月、HYBEの不法監査に始まり7カ月以上続いてきた地獄のような紛争の中でも、(中略)私はハイブが自ら誤りを認めることを望み、歪んだHYBEからNewJeansを守るために努力してきた。しかしHYBEは今までも誤りを認めず、変わる気配も全くないのでこれ以上の努力は時間の浪費と判断して決断をすることになった」と、辞任および法的措置の理由を明らかにした。 それと共に「HYBEが行った24年度の蛮行はK-POPの歴史で空前絶後の事案として記録されるだろう。半年間疲れることなく応援と支持を送ってくれたバーニーズ(NewJeansのファンの愛称)をはじめとする多くの方々に心を尽くして感謝を伝える。皮肉にも最悪の会社との戦いを通じて最高の人々を知ることができたのも特別な幸運」と感謝の意を表した。 最後にミン前代表は「私が今後展開していく新しいK-POPの旅にも多くの関心をもってくれることを願う」と要請し、「スッキリとした気持ちで誰かに言葉を伝え文を結ぼう。一人の悪意による行動が業の本質を傷つけることはあってはならない。本当に酷かった」として、HYBEのパン・シヒョク議長を狙撃するような書き込みを残した。 <NewJeansも契約訴訟に突入か> これでミン前代表とHYBEが7カ月余り続けてきた対立の一部が終わった。葛藤の始まりと共に両側は代表理事職を巡り攻防を繰り広げてきた。結局、8月にHYBEがミン前代表を代表理事職から解任して社内理事に選任し、ミン前代表側はもちろんNewJeansメンバーまで出て専属契約紛争まで覚悟してミン前代表の復帰を要求した。 NewJeansはこれまでにADOR経営陣に対して2度の通告をした。9月に緊急ライブ放送を行い、「本来のオドアに戻してほしい。 私たちが望むのはミン·ヒジン代表が代表を務める経営とプロデューシングが統合されたADORだ」と主張した。 しかし、ADORはミン前代表の社内理事任期を延長することとニュージンズのプロデューサーの席を保障することで合意点を提示し、結局13日NewJeansのメンバーたちはオドアに「専属契約の重大な違反事項を全て是正せよ」と要求する内容証明を送った。 彼らはミン前代表の代表理事復帰とプロデューシング全権回復、ニュージーンズの社内いじめ問題是正などを要請し、これを受け入れない場合「専属契約解約予定」と法的対応を予告した。 ミン前代表が自ら社内理事職を辞してADORを離れることにより、ADORに残ることになったNewJeansメンバーの今後の歩みに視線が集まる。HYBEとミン前代表の妥協点が消え、事実上NewJeansもやはり契約訴訟に突入すると予想される。