ファベルジェと007のコラボレーション第一弾!オクトパシーの限定コレクション
宝飾ブランド「ファベルジェ」と、映画『007』歴代作品のジュエリー&オブジェコレクション第一弾として、『007/オクトパシー』(1983年)の世界を表現したカプセルコレクションが日本で発売されます。
ロマノフ家の栄華の象徴、ファベルジェの「インペリアル・イースター・エッグ」
1842年にサンクトペテルブルクで創業したファベルジェ。2代目ピーター・カール・ファベルジェが当時のロシア皇帝から宮廷の公認金細工職人に任命され、以来膨大な数の芸術性の高い宝飾品・調度品を製作してきました。なかでもその名を世界に知らしめることとなったのが、ロシア帝国ロマノフ家より任命され、1885年から1916年の間に50個余り製作された、インペリアル・イースター・エッグ。 贅の限りを尽くし、精緻を極めた独創的な“ファベルジェの卵”は、ロマノフ家の栄華の象徴でもあり、ファベルジェの名はその偉業と共に後世に語り継がれています。 ロシア帝国の終焉後、紆余曲折を経て、2009年に再始動した現在のファベルジェ。インペリアル・イースター・エッグの製作も100年ぶりに復活させ、ファベルジェの伝統である、顧客からの特別注文品(ビスポーク)や贈答品製作を再開し、新たな名品を生み出しています。
世界で限定50個! 007の世界を表現した“ファベルジェの卵”
ロシア革命後、世界中に持ち去られたファベルジェの卵は、さまざまな映画作品にも、高価で希少な宝飾品としてミステリアスに描かれてきました。 映画『007』もその一つ。2002年、ファベルジェは映画『007』を制作するイーオン・プロダクションズとパートナーシップを締結し、歴代の『007』作品から着想を得たジュエリー&オブジェ・コレクションの製作を開始。 記念すべき第1弾として発売されるのが、ファベルジェの卵の強奪計画を主軸としてストーリー展開される『007/オクトパシー』にちなんだエッグオブジェです。 きらめくエナメルの卵には、ファベルジェの代名詞であるギョーシェ彫りと、精緻な手彫りでオクトパスの触腕をモチーフとした魅惑的な装飾パターンが施されています。 〔写真〕 スピニング加工、染色プレス加工、鋳造成型、金細工、ギョーシェ彫り、手彫りエングレービング、エナメル細工、石留め、研磨など、12人の職人の手で9つの工程を経て、約7か月かけて完成させた「ファベルジェ×007 エッグ・オブジェ」。