インテリアデザイナーに聞いた、2025年にお金をかけない9つのこと(海外)
もはや流行遅れの観葉植物、フィドルリーフ・フィグ
ジョーンズはフィドルリーフ・フィグ(カシワバゴムノキ)はもう時代遅れだと話している。 この人気の観葉植物はその背の高さと豊かな葉をつけることで知られているが、このデザイナーにとっては少しありふれものとなってしまったようだ。 「フィドルリーフ・フィグの時代はあったが、全盛期は過ぎた」とジョーンズは言う。その代わりに、同じく美しい親戚のフィカス・オードリーを検討してほしい。この植物も非常に高く成長し、空間に多くの視覚的な興味やテクスチャーを与えてくれる。
プラスチック製のキッチン用品は使わない
ヴェルデ・インテリア・デザイン(Verde Interior Design)のオーナーでインテリアデザイナーのルイス・カルモナ(Luis Carmona)は、ストレージコンテナ、食器、ドリンクウェアなどの使い捨てのプラスチック製キッチンアイテムを使うことは避けているという。 「優れた品質の代替品に投資することは、長期的にはお金を節約できるだけでなく、キッチンをよりエコにする手助けにもなる」とカルモナは話している。 その代わりに、彼はキッチンをアップグレードするために、ガラス製のコンテナ容器を使い、食品や残り物を覆いたい場合には蜜蝋シート、そしてガラスやステンレス製のコップなどを勧めている。
速乾性のリネンは流行遅れになる
ベッドシーツやタオルなどの家庭用リネン類は、安価で手に入りやすいものを選んでしまいがちだ。しかしその作戦は考え直した方がいいかもしれない。 これらの安価なリネン、特に合成繊維で作られたものは、すぐに傷んでしまい、より頻繁に買い替えが必要になる。結果として長期的に見ると余計なコストがかかることになる。 「上質で使い心地の良いタオルや寝具、そしてナプキンに投資することで、こんなにも違いが出ることになる」とカルモナは話す。 「肌触りがよく、機能的であることは重要だが、布地を見ただけでその品質の違いがわかることがほとんどだ」
魅力を失っている派手な天井
ここ数年、人々は鮮やかな塗料や大胆な壁紙を使って天井に注目を集めようとしてきた。しかしインテリアデザイナー兼建築家のハヴァード・クーパー(Havard Cooper)は、その天井は必ずしも期待通りに部屋を変えるわけではないと話している。 「大胆なデザインは大好きだが、天井に壁紙を貼るだけでは退屈な部屋を解決することにはならない」と彼は語っている。 「部屋は一体感があるべきであり、天井に重点を置きすぎると、全体のバランスが損なわれることがある。その代わりに、部屋のメインの場所のインテリアやアイテムに時間とお金を投資すべきだ」