「史上最高の打撃シーズン」大谷翔平のMVP受賞、米経済誌も確信!? フルタイムDH否定派を一蹴「走塁の価値で相殺」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、史上初の50-50達成を含め、キャリア初のナ・リーグで記録的なシーズンを送った。特にシーズン終盤の活躍は凄まじく、その活躍を受けてナ・リーグMVP争いの予想においては圧倒的支持を得ている。そして、米経済誌『フォーブス』は早くも同選手の受賞を確信した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は昨季終盤に右肘の靱帯を損傷し、手術を受けたことで今季の登板が不可能になった。そのため指名打者(DH)に専念することになったが、それにより記録的な成績を残している。最終的に54本塁打59盗塁をマークし、日本人選手・アジア出身選手最多となるMLB通算225本塁打を達成。三冠王には届かなかったが、ホームランと打点の二冠に輝いている。 同紙はタイトルに「シーズン終盤の大きな追い上げで、ドジャースの大谷がナ・リーグMVPを受賞する」とつけ、「今年はトミー・ジョン手術からのリハビリに励みながら、史上最高の打撃シーズンを送った。もちろん、54本のホームランが注目の的だ。平均打球速度95.7マイル(約154キロ)などは、今回議論した選手の中で最高ランクである。そして、59盗塁。フルタイムのDHとして、大谷はかなりの守備的ペナルティを受けたが、その半分以上を走塁の価値で相殺した。マーセル・オズナやカイル・シュワーバーのようなDHは、その才能を発揮できない」と報じ、ナ・リーグMVP候補の1位に選出している。
ベースボールチャンネル編集部