うっかりでガス代が約3倍になる可能性も。夏の光熱費を抑える生活習慣4つ
家族が毎日使う「洗面所・お風呂・トイレ」などの水回りは、少し意識を変えるだけで、水道・光熱費を下げることができます! すぐにマネできる水回りの節約術を、電気とガスの簡単比較サイト「エネチェンジ」に所属する武蔵英介さんと節約アドバイザー和田由貴さんが教えてくれました。
洗濯物の浴室乾燥は割高。エアコン+扇風機で節電に
浴室乾燥で3時間衣類を乾燥させると、電気代は約116.3円と割高。夏は室内でエアコンを使うので、エアコンの効いた部屋に洗濯物を干し、扇風機の風邪を当てて乾かせば、その分電気代を節約できます。また、洗濯機の乾燥機能はドラム型ヒーター乾燥タイプで1回約18.6円と、浴室乾燥よりずっと割安。(エネチェンジ調べ)
洗濯物はまとめて洗う
少量の洗濯物を毎日洗うと、その都度水道代がかさみます。洗濯機の容量に合わせて選択の回数を減らせば、節水に。洗濯・脱水の定格容量が6kgの洗濯機に、8割の洗濯物を入れて洗う回数を半分にすると、4割の洗濯物を入れて洗う場合に比べて水道代が年約4360円の節約になります。(エネチェンジ調べ)
ドライヤーの温風モードと冷風モードを使い分ける
毎日使うヘアドライヤー。温風モードの消費電力が1200W、冷風モードの消費電力が35Wのドライヤーを10分使うと、電気代は温風で約6.2円、冷風で約0.18円と、約6円の差に。温風で全体を大まかに乾かしたら冷風に切り替えるなど、上手に使い分けて。冷風は髪のうねりを伸ばすなど、仕上げに向いています(エネチェンジ調べ)
水栓レバーは右側にキープし“うっかり湯使い”を防止
洗面台の水栓レバーを中途半端な位置のまま使っていると、意識せず“うっかり”生ぬるい湯が出てしまうことが。「その都度ガス代がかかり、冷たい水を使うときの約3倍のコストに。夏はたいていのことは水でことたりるはず。使い終わったらレバーをいちばん右に戻すのを習慣にしましょう」(和田さん)
ESSE編集部