体操・橋本大輝 パリ五輪で3つの金メダル獲得へ「最後着地を決めて文句なしの演技をしたい」
“金メダルを3つ、日本に持って帰る”と宣言したのは体操男子代表の橋本大輝選手。団体総合、個人総合、そして種目別鉄棒での3冠を狙います。 【画像】パリ五輪想定し実技披露した橋本大輝ら日本代表 6歳の時に体操を始めた橋本選手。小学生の時に見たロンドン五輪で、内村航平さんが金メダルに輝く姿が、橋本選手の世界を目指すきっかけとなりました。 その名前が世界に知れたのは3年前の東京五輪。団体総合の銀メダル獲得に貢献しただけでなく、個人総合、そして種目別鉄棒でも頂点へ。体操界のレジェンド・内村航平さんも為し得なかった、10代で金メダリストとなりました。 橋本選手の武器は、パリ五輪で金メダルを取るべく練習してきた鉄棒の技「リューキン」。 鉄棒を背中側に越えながら1回ひねる技で、去年の世界選手権・種目別鉄棒でも成功させ金メダルに輝きました。 しかし今年の5月に行われたNHK杯の前日練習で右手中指を負傷してしまい、パリ五輪前最後の国内試合を欠場。 6月の公開練習では「平行棒でまだ痛みがあるが、平行棒以外は痛みが少ない」と話し、「今できる最高の演技で通せているので、良い練習が出来ている」と回復している様子を話していました。 「一番の目標はパリで金メダルを取ること。最後着地を決めて文句なしの演技をしたい。団体総合、個人総合、種目別鉄棒で3つの金メダルを取れるように頑張る」 日本時間で予選は27日、団体総合は7月30日、個人総合は8月1日、種目別鉄棒は8月5日に行われます。