高級車向けの贅沢装備……かと思ったらいつの間にか広まっている! 気がつけば標準化されていたクルマの装備7選
ガラスルーフ=スカイフォールトップ
サンルーフ、ガラスルーフもオプションとなるのが一般的だが、ダイハツ・タフトはスカイフォールトップというガラスルーフが全グレードに標準装備され、「青空標準」が売りになっている。とはいえ軽自動車の場合、ガラスルーフなんて贅沢すぎることもあり、採用例はまずない。 ではなぜ、タフトでは標準装備としたのか。その理由は、スカイフォールトップありきの企画、開発であり、じつはコストダウンと走行性能へのこだわりも兼ねているという。もし、スカイフィールトップのあり、なしの仕様を作るとすれば、2種類のルーフ(ボディ骨格)を作りわけする必要が生じ、ボディ剛性はもちろん、走行性能まで変わり、むしろ開発費や生産のコストアップにつながってしまうからなのである。
青山尚暉