登録作品は900冊以上!津高生の『推し本』に県内高校も興味津々、同世代の推しコメントに“いいね!”で共感「どんな本を読んだらいいかわからない、という生徒に活用してもらいたい」
さまざまな本が登録されている同ページだが、井戸本さんによると登録されている本には、“各校の特色”が反映されているという。 津高校では、夏休みにノンフィクションの作品を読む宿題があることから、ノンフィクション本の登録が多いそうだ。なかでも多くの感想が寄せられている書籍『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著)では、生徒たちから「スマホは人間を依存させるということを改めて感じさせる興味深い事実だった」、「スマートフォンの便利さにおぼれて、脳が確実に蝕まれている」など感想が寄せられていることから、「生徒自身もスマホの使い過ぎへの懸念を持っているのでは」と井戸本さんは感じたという。 また、『いなべ総合学園高校』ではデザイン系の本に関するコメントも。「やってはいけないデザイン」(平本久美子 著)では、「デザインの案がないときに役立つ」と自分がデザインする前提の感想もあり、学校の特色を感じたそう。 9月24日に県内外の高校を対象にオンライン説明が実施されたことから、参加校がさらに増える可能性のある「三重の高校生の推し本」。同ページは、津高図書館のホームページから閲覧することができる。