“昼も眠らない街”すすきの 新ランドマーク開業で人の流れが激変 北の巨大歓楽街のいま 札幌
“夜の街”で昼から営業する飲食店も
「ココノ ススキノ」の開業は周辺の飲食店にも影響を及ぼしています。 夜の営業が中心だった飲食店は「午後2時から営業」や「昼飲み大歓迎」といった看板を目にするようになりました。 「ココノ ススキノ」の南側にあるジンギスカン酒場です。 2024年2月のオープンから昼の営業を続けています。 4月からは青空のもとで食事を楽しめるテラス席を設置しました。
(北海道ジンギスカン檸檬 宮越瑠花店長)「オープン当初は全然、やはりランチをやっていないというイメージが強くて来店人数も少なかったんですけれども。道内の方が昼飲みにいらっしゃってくれたりとか。土曜・日曜は(午後)1時だったり3時だったりという来店も多くなってきています」 オーストラリア産を中心に多くの種類のラム肉を取り揃えているジンギスカン。 昼の営業にも手ごたえを感じています。
(札幌市民)「前に比べたら人は増えてきたかなという感じはしますけれど。昼も夜も楽しめる場所を探して行ってみたいなと思います」 (札幌市民)「映画とか見に行くようになりました。ココノ ススキノにお昼、子どもたちと一緒にとか。夜の街じゃなくて、子どもと一緒に遊べるところになったかなということは確かに思いました」 すすきのの人の流れに変化をもたらした「ココノ ススキノ」。 開業から半年で来館者は想定の1.3倍、およそ550万人に達しています。
夜も昼も楽しめる街へ 変わる“”すすきの”
(ココノ ススキノ 志村敦史総支配人)「昼に人が増えてきているということは我々、一定の成果と思いながらもですね、当然、昼も夜もという形で掲げておりますので、街全体でさらに夜の強化というところと、街全体が盛り上がることが我々、最終的には求めている姿でございますので、そういったところも街と連携しながらやっていければと思います」 夜だけではなく昼も楽しめる街へ。 北の歓楽街・すすきのが大きく変わろうとしています。