「ショウヘイは簡潔な返答が多いからさ…」ドジャース番記者は大谷翔平をどう“攻略”した?「巨大な存在になったけど、普通の人間なんだ」
「投手・大谷」への期待
――ドジャース1年目で世界一という最大の目標を達成し、来季への期待は JH どんなピッチングをするかが最大の興味の対象になる。右肘に2度目の手術を受け、これまで通りの投球ができるのかどうか。それをやり遂げながら、打撃面の生産性を保てるのかどうか。今季にウォーカー・ビューラーが示した通り、複数の手術を経験した投手がパフォーマンスを保つのは容易なことではない。それは極めて難しいことに思えるが、できる選手がいるとすれば、尋常ではない才能を持つショウヘイなのかもしれない。二刀流で支配力を保てるかどうかが次のチャレンジ。ショウヘイ個人の挑戦というだけではなく、今後数年のドジャース投手陣を考えてもその貢献度は重要だけに、注目度の高さは変わらずに続いていくだろう。 FA ドジャースの1年目で、結果的にショウヘイは投球以外のほとんどのことを成し遂げてしまった。だとすれば、当然のように、来季はマウンドで再びどんなピッチングをするのかが最大の焦点になる。2度目のトミー・ジョン手術を受けたあとの復帰1年目なのだから、試練は訪れるだろう。アジャストメントの期間は必要になってくるはずだ。もちろんもうショウヘイが何をやり遂げても誰も驚かないが、これほど難しいことを、しかも打撃と両立しながらやり、どんな成果を出すのかに興味は惹かれる。これまでになかった挑戦の機会が訪れ、周囲の話題性も継続するに違いない。
(「メジャーリーグPRESS」杉浦大介 = 文)
【関連記事】
- 【変わりすぎ写真】「ガリガリだったエンゼルス時代」→「大谷のう、腕が…“まるでハルク”」&愛される大谷翔平「ドジャースベテラン勢がニコニコ」まですべて見る
- 【あわせて読みたい】「オオタニと差が開いてしまった…」「まさか落球」ヤンキースの英雄から“戦犯”に「死ぬまで忘れない」アーロン・ジャッジが負った深すぎる傷
- 【いい話】「あれはオオタニがテオスカーを気遣ったんだ」ドジャースの控え捕手が語る“大谷翔平の優しさ”「オオタニはスターだし…緊張したよ」チームメイトの証言
- 【真相】「オオタニは言い訳できない」ロバーツ監督、異例の苦言のウラ側…大谷翔平と監督の信頼関係、ドジャースのエースが明かす「ショウヘイにも公平なんだよ」
- 【衝撃ルポ】「史上最悪のシーズンだったよ」大谷翔平が消えた“エンゼルスの今”…球団ワースト99敗、番記者に聞いた「ファンはオオタニにモヤモヤ」