オールヌードも披露!THE RAMPAGE 武知海青が魅せた“鎧ボディ”のつくり方「甘えが出ることは一切ない」【美bodyラボ】
「誰かのため」という信念が僕を奮い立たせる
――どれくらい時間をかけて体をつくり上げたんですか? 『スポダン』の収録やプロレスの試合を控えていたこともあり、今年初めから集中的に体づくりをしていたので、極端に絞らなきゃいけないみたいなことはありませんでした。ただ、プロレスとはまた違う肉体をつくりたかったので、そこの調整はしました。 ――大きな挑戦が控えているときと普段の食生活の違いを教えてください。 体をつくることが日常になっているので、どんなときでも食事はほぼ同じメニュー。高タンパク、中糖質、低脂質が基本です。 ――甘えが出ることはありませんか? 例えば、甘えが一度出たことが命取りになって、『スポダン』やプロレスで負けたとします。そのとき、油断してしまった自分に必ず後悔すると思うんです。「全力を尽くしたけれど負けてしまった」のほうが精神的にラクなので、甘えが生じることは一切ありません。 ――「一番好きな食べものはエクレア」だそうですが、最近、食べましたか? 可能なら週に5、6回は食べたいところですが、今年食べたのは2回だけです。 ――今年は、大好きなラーメンも食べていないと発売イベントで話していましたが、そこまで武知さんを奮い立たせるものは何でしょう? 『BULLET』のインタビューでもふれていますが、「誰かのため」という信念です。自分のためにやったことでも、番組などで優勝したら「THE RAMPAGEの武知海青が優勝」とニュースになる。 それはグループ全体の評価につながるので、自分がやればやるほどプラスに作用していくと思ったら、気を抜くなんてできません。
リスクと責任を背負って闘う僕をメンバーには見守ってほしい
――プロレスへの挑戦が話題ですが、デビュー戦の手ごたえを聞かせてください。 想像していた以上の出来でした。もっと反対意見や批判がくるのではないかと覚悟のうえでのチャレンジでしたが、目にしたものはいい意見ばかり。そんなふうに喜んでいただけるなら、再びリングに上がりたいと思いました。 デビュー戦で皆さんの期待を超えるという目標を自分に課していたので、1戦目を終えた瞬間、もう2戦目を見据えていました。 ――団体に関係なく、対戦してみたい選手はいますか? 組んでみたい方が1人います。DDTの竹下幸之介選手。竹下選手と僕が組んで、対戦相手は上野勇希選手とMAO選手がいいなと。これが叶ったら夢ですね。 ――武知さんが参戦したことで、THE RAMPAGEのファンがプロレスに興味をもち、逆に、プロレスファンがTHE RAMPAGEに興味をもってライブに足を運んでいると聞きました。 僕自身もプロレスを生で観戦したのがつい最近のことだったのですが、選手ひとりひとりに物語があって、闘っている姿にひとりの男として心を打たれてしまったんです。 THE RAMPAGEのファンの皆さんにも感動を味わってもらいたい、僕がリングに上がることで、「突破口のような存在になれるのでは」と参戦を決意しました。まだ生で観たことがないという方には、ぜひ一度会場に来ていただきたいです。 ――プロレスファンの皆さんに伝えたいことはありますか? いつも温かい目で見守っていただき、感謝の気持ちしかありません。まだまだ新人の僕ですが、年上の選手やキャリアが長い選手にもがむしゃらに向かっていって、プロレス界をもっと盛り上げられるような存在になるため、これからも精進します。 ――武知さんの活動をTHE RAMPAGEのメンバーはどう見ていますか? すごく応援してくれています。プロレスにケガはつきものというイメージがありますが、僕はパフォーマーなのでケガをしてしまったら終わり。 両方の架け橋になるには相当な覚悟が必要で、リスクも承知のうえでやらないとどちらも中途半端になってしまいます。リスクと責任を背負いながら闘う僕の姿を、メンバーには温かく見守ってほしいです。 ――プロレスへの挑戦で、変化したことはありましたか? プロレスという別の世界を知ったことで視野が広がりましたし、もっと自由に生きていいんだと自信につながりました。
「これ以上は無理!」と思えた日が僕のゴール
――武知さんが目指す肉体の最終形態について教えてください。 100点満点だと胸をはれる体をつくれたことは正直1回もなく、この部分をもっとこうしたいと思ったら挑戦して、そのあとに反省しての繰り返しです。 「もうトレーニングをやめる!」と決めた前日が、おそらく一番いい体なんじゃないかな。「これ以上は無理」と思えた日が、僕のゴールです。 ――自身の体にタイトルをつけるとしたら、何と命名しますか? 「鎧(よろい)」ですね。いろいろなバトルの場へ飛び込み、そのたびに無傷で帰還しますし、たいせつな看板を傷つけないため、その看板を守るのも自分の体なので、「鎧ボディ」です。 撮影:河井彩美
めざましmedia編集部