“名ばかりのポグバ”にユナイテッド再建は託せない【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
とりわけ落ち込みが顕著で不機嫌で覇気のない姿に…
ユニホームを捲って顔を覆う子供じみたポグバのこうした振る舞いは、およそリーダーに似つかわしいものではない。自覚はあるのか。(C)Getty Images
監督交代というカンフル剤の効果が消え、はっきりしたのはポール・ポグバのマインドだ。覇気のないその態度が語るのは、コミットメントの欠如だ。実が伴わない“名ばかりのスター”に、名門再建を託すべきではない。(文:オリバー・ケイ・訳:井川洋一 2019年5月16日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イングランド』を転載) ―――◆―――◆――― マンチェスター・ユナイテッドはこの夏、いくつかの大きな決断に迫られることになる。 オレ・グンナー・スールシャール監督が示唆するように、ポール・ポグバを中心に進化を図るのか。あるいは、ポグバもろとも期待外れのシーズンを送ったチームをスクラップにかけ、根本から作り変えるのか。ポグバの売却益はそのための原資となる。継続進化か、改革断行か―。 それに伴い、多くの選手の去就にも結論を出さなければならない。俎上
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