野杁正明がまさかの連敗。デビュー戦のKANAは対戦を熱望していたメクセンに0-3の判定負け【ONE】
今回がONEデビュー戦となったKANAはかねてから対戦を熱望していたアニッサ・メクセン(アルジェリア/フランス/Korean Tiger Studios)と対戦した。 1R、ともにオーソドックスの構え。メクセンのローにKANAが右のオーバーハンドを合わせる。メクセンの左ジャブにKANAが右カーフ。下から削りに行くKANAだが、メクセンは右ミドル、左ロー、ワンツー。そしてパンチの打ち合い。KANAはスイッチを繰り返し機をうかがう。メクセンのパンチがKANAをとらえ始める。圧をかけるKANAにメクセンは足を使って回りながら、左ジャブ、右ミドル。 2R、メクセンは前蹴り、ロー、左ジャブでKANAの突進を止める。そして左フック。KANAは右カーフを狙うがメクセンは足を使って距離を取る。KANAがローを蹴るがメクセンはそれに合わせて回って回避しパンチを的確に当てていく。距離が詰まり組み合う場面が目立つようになる。KANAのローにワンツーのメクセン。圧をかけるKANAだが、メクセンは左右に動いて的を絞らせない。そして左ジャブ、左右のローでKANAの機先を制する。
3R、圧をかけるKANA。メクセンは足を使って回って、カウンターでパンチを当てていく。KANAもパンチを当てるが、メクセンもすぐにパンチを返す。KANAの入り際に左フックのメクセン。メクセンは右ローからワンツー。KANAが前に出てパンチを放つが、メクセンはもらっても足を使って回り、致命的な連打は許さない。 KANAは最後までメクセンを捕まえきることができず、判定は3-0でメクセンが勝利を収めた。