リカルド見限りの理由をレッドブル代表が説明「ペレスのバックアップ」から状況が変化…VCARB角田裕毅&ローソンへの期待も口に|F1
成長著しい若手、オリヴァー・ベアマンやフランコ・コラピントがF1の舞台でもいきなり順応性及び結果を示している。この話題については「最近のF2で戦っているドライバーは驚きをもたらしてくれた」と反応した。 「ベアマンはフェラーリと、そして戦力的に厳しいハースで(今季1レースずつ)戦い、それぞれ見事な役割を果たした。ハースではニコ(ヒュルケンベルグ)にも見劣りしない戦いぶりを見せたし、コラピントもいきなりF1で好調なところを見せたね。いきなりウィリアムズに飛び込んで、ここまでのレースは並外れた内容だったと思う」 「本当に彼らは印象的だった。その彼らをF2で上回っている(レッドブルジュニアの)イザック・アジャがまた一歩前進したということは我々には朗報だと思う。ただ、彼にF1でのチャンスを与えるかどうかはまだわからないがね」 レッドブルグループは結果的に35歳のベテランであるリカルドを見限る決断を下した。一方で昨季から見せているローソンの順応性や、ベアマンやコラピントなど成長著しい若手がF1の舞台でも存在感を示したことで、ホーナー代表は若手にシフトすることを視野に入れたのかもしれない。 今季は第19戦アメリカGP~第24戦アブダビGPまで、VCARBは角田&ローソン体制で挑むことになった。 来季のVCARBシートについては角田が決まっている一方で、もう一席は未定となっている。来季もこのまま角田&ローソンで挑む可能性が高いと見られるが、新規定となる2026年以降も見据え、VCARB今季残り6レースの戦いは要注目となる。