中上貴晶かく走りき! 天才少年はいかにして最高峰まで歩みを進められたのか、MotoGPに至る軌跡とは?
テルエルGPで最高峰クラス初のポールポジション。転倒リタイアに終わったものの、2004年の玉田誠以来となる優勝に再びあと半歩まで近づいた……。
I’m here again my friend #48…
ミサノのコース脇に設置されたガードレール前で佇んだあの日、一緒に世界の頂きを目指した親友に何を伝えたのだろう? もしかしたらそのひとつの答えが今度の日本GPで示されるのかもしれない。2024年いっぱいでひとまず幕を閉じる、夢の続きを見せてくれる前に。
井出ナオト(編集PBKK)