静岡県議会9月定例会開会 総額37億2000万円の補正予算案提出 盛り土規制条例の改正案など盛り込んだ報告書も提出
静岡県議会9月定例会が開会し、医療現場のデジタル化などに向け、総額37億2000万円の補正予算案が提出されました。 ●鈴木知事: 「私は知事就任以来、規定の予算を積極的に活用することで、スピード感を持って様々な施策を進めてきたところであります」 19日開会した県議会9月定例会には、補正予算案を含む22の議案が提出されました。補正予算案は一般会計で37億2000万円で、医療現場への電子処方箋や電子カルテのシステム導入のための助成費用、およそ3億300万円などが盛り込まれています。 また法律との二重規制が指摘される盛り土規制条例のあり方について議論する県議会の特別委員会が、条例改正などの提言を盛り込んだ報告書を議長に提出しました。 改正については法律と重複していた災害防止に関する規制を条例から外す一方で、埋め立ての規制は継続するよう検討することなどを提言しています。 委員長は30日の本会議で提言の内容を報告し、県は盛り土規制法の運用が始まる来年5月に向けて改正の準備を進めるとしています。9月定例会は10月11日までです。