クロアチア代表の初陣でデビュー、伝説のGKが63歳で急逝
クロアチアサッカー連盟(HNS)は28日、クロアチア代表のレジェンドでもありGKとして活躍したトンチ・ガブリッチ氏の急逝を発表した。63歳だった。 【写真】クロアチア代表の歴史的な試合でもプレーしたガブリッチ氏 旧ユーゴスラビアの1つでもあるクロアチアは、1990年にクロアチア代表として活動をスタート。イタリア・ワールドカップ(W杯)直後に発足し、1990年10月17日にアメリカ代表を首都ザグレブに迎えて初陣。ガブリッチ氏は、その歴史的試合に出場していた。 キャリアを通じては、クロアチア代表としてGKドラジェン・ラディッチの控えとして過ごし、1996年のユーロにも控えGKとして選出。1998年に初出場したフランスW杯予選も控えで選ばれていたが、本大会のメンバーには選ばれなかった。 ボスニア・ヘルツェゴビナのNKチェリク・ゼニツァでキャリアをスタート。ハイドゥク・スプリトやPAOKテッサロニキ、NKパジンカ=パジンなどでプレー。1999年7月にハイドゥク・スプリトで現役を引退した。 クロアチア『Sportske Novosti』によれば、ガブリッチ氏は21日に亡くなっていたとのこと。眠ったまま息を引き取ったとされている。なお31日に埋葬されるとのことだ。
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