軽自動車もけっこう高額だしそろそろ……軽にも採用してほしい普通車に普及している装備5つ
車内環境ももう少し改善してほしい!
3つめは、スーパーハイトワゴンのように天井が高い大空間の軽自動車には欲しい、後席用エアコン。現在は天井にリヤサーキュレーターがついているスーパーハイトワゴンは増えてきましたが、ハイトワゴンやセダンタイプの軽自動車では、後席に吹き出し口さえないモデルが多い状況です。 猛暑日ともなると、フロントのエアコンだけであの広大な空間を冷やすのはけっこう大変。時間はかかるし、燃費にも影響してしまうでしょう。後席用のエアコンとまではいかなくとも、せめて後席に吹き出し口くらいはあると嬉しいですね。ちなみにヒーターダクトが備わる軽自動車はたくさんあります。 4つめは、冬になるとその存在のありがたみを実感する、ステアリングヒーター。その名のとおり、気温が低い冬にキンキンに冷たくなってしまったステアリングを、スイッチひとつでほかほかに温めてくれる機能です。 高級車でも、まだすべてのモデルに装備されているほどではなく、EVをはじめとする電動化モデルや寒冷地を走る可能性が高いとされるSUVに多い快適装備です。冷たいハンドルを握っていると、指先の感覚が薄れてきたり、手がかじかんでしまってしっかりとハンドル操作がしにくいこともあるので、安全のためにもステアリングヒーターがあるといいですね。 5つめは、だんだんとコネクテッドサービスが軽自動車にも採用されるようになってきましたが、やはり憧れはレクサスのようにボタンひとつでオペレーターにつながり、美味しいレストランやホテルの予約、急病の際には近くの病院を探してくれるなど、まるで執事がついてくれているようなオペレーターサービス。 知らない土地に出かけた際にも、このサービスが使えると「駐車場があって、子ども連れでもOKな和食屋さん」といった、なかなかスマホの検索では出てこない要望を伝えても探してくれるし、使い始めるとすごく助かるシーンがいっぱいです。月額費用などがかかってもいいから、使いたいという人もいるのではないでしょうか。 ということで、シングル世代からファミリー、子離れ世代まで、これだけいろんな人たちが軽自動車に乗るようになったからこそ、ぜひ搭載して欲しい装備たちでした。
まるも亜希子