日本拠点の「ディズニークルーズ」が誕生へ、オリエンタルランドが2028年度から就航、総投資額は3300億円
オリエンタルランドは、日本を拠点とするディズニークルーズを展開する。ディズニー・エンタプライゼズ・インクと、日本を拠点とするクルーズ事業に関するライセンス契約を締結した。 今回締結したライセンス契約に基づき、クルーズ船の所有・経営・運営を行う。2025年度から造船を開始し、2028年度に首都圏の港を発着する短期航路を中心として就航を目指す。乗客乗員定員5500人、総客室数1250室の14万トンの大型客船で日本船籍とする予定。総投資額は約3300億円となる。 新規事業の検討を進めてきたオリエンタルランドグループは、日本でのクルーズ市場に成長が見込めることに加えて、これまでのテーマパーク事業やホテル事業で培ってきた運営ノウハウやディズニー社との信頼関係という強みが活かせることから、クルーズ事業への進出を決めた。 ディズニークルーズは、米国で1998年に就航。船の上で、ディズニーが展開する様々なコンテンツの世界を体感できることで人気が高い。料金は、一部の体験や飲食代を除いてオールインクルーシブとなっている。現在5隻が運航しており、さらに3隻を加えてシンガポールでも就航する予定。
トラベルボイス編集部