戦後体制が崩れて世界は「大乱」~資産も大事だが、変化に対応できるのは人間だけだ
日本は1400年も波乱を生き抜いてきた
「大乱」の根源は「歴史的な覇権の移動」にあるから、この流れは当分収まらないであろう。だから、これからやってくる「大乱」には最大級の備えが必要である。 まず、資産保全という面においては、2020年4月25日公開「コロナ危機で現金、不動産、国債はヤバくなる…結局、株が安全資産」、「大原浩の逆説チャンネル<第14回>不動産価格はどうなる。『高層マンション』の絶望的な末路、変動金利は恐ろしい」、2021年2月8日公開「コロナ危機で、じつは『銀行預金』より『株』が安全になりそうなワケ」など多数の記事を執筆してきたのでそちらを参照いただきたい。 だが一方で、「世界の大乱は『日本のチャンス』」とも考えている。4月16日公開「知らないのは日本人だけなのでは、実は日本の評価は『世界一』、世界のマネーが日本に向かってくるぞ!?」、3月1日公開「日米ともに株価史上最高値、でも日経平均がダウ平均を上回ったことの方が重要」で述べたように、長期的に見れば日本の「輝かしい将来」は約束されていると考える。 2021年2月28日公開「1400年の歴史、世界最古の会社が日本に存在している…!」で述べたように、日本は危機に強いからこそ長い歴史を紡ぐことができるのだ。 また、バフェットの「市場が熱狂しているときには臆病に、打ちひしがれているときには大胆に」という言葉に従えば、「大乱」は最大級のチャンスでもある。 4月10日公開「トヨタ生産システムの根源『なぜなぜ分析』はバフェット流にも通じる『外野の意見に耳を傾けるな! 』という鉄則」のように、徹底的に考え抜けば成功の可能性は高い。 なお、実際の投資においては「大原浩の逆説チャンネル<第15回>バフェット流の真髄は『安く買って高く売る』これがわから無い人がほとんどだ。(バフェット流の真髄その1)」などを参照の上、自己責任で行っていただきたい。