県内食品の流通強化や災害時に協力へ 旭食品(高知)と愛媛県が連携協定を締結
愛媛県の食品の流通やブランディングなどの幅広い支援を目指して、県は高知県の食品卸売業者と連携協定を締結しました。 県庁で行われた連携協定の締結式には、高知県に本社を置く旭食品の石橋講常務取締役と中村知事が出席しました。 県によりますと協定では、全国の小売店などにネットワークを持つ旭食品が、県内企業の食品の販路拡大や一次産品を使った新商品開発などを支援するということです。 締結式で石橋常務は、「この協定のもう1つの使命として、災害などの有事の際に旭食品の食料や水などを支援物資として供給することも役割だと思っています」とあいさつしました。 中村知事は、「旭食品は全国トップクラスの食品卸企業で、商品開発の面でも幅広い連携ができれば」と期待を寄せていました。 今後、県などは旭食品が主催する商談会で県産品のPRを強化するほか、県内企業の商品の県外への進出のサポートを行う予定です。