大坂なおみ

取材に応じる大坂なおみ（20日）[画像/tennis365.net]

女子テニスで世界ランク56位の大坂なおみは21日、出場予定であった28日開幕の香港 テニスオープン（中国/香港、ハード、WTA250）の欠場を発表するとともに、今シーズンを終了する意向を示した。 【錦織圭vsドレイパー 1ポイント速報】 27歳の大坂は出産を経て今シーズン復帰。先月から今月にかけて行われたチャイナ・オープン（中国/北京、ハード、WTA1000）では3試合に勝利したが、4回戦はC・ガウフ（アメリカ）に対し6-3, 4-6となった時点で腰の負傷により途中棄権した。 その後、大坂は武漢オープン（中国/武漢、ハード、WTA1000）と前週の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024（日本/大阪・モリタテニスセンター靱、ハード、WTA250）を欠場。 さらに、現在行われている東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024（日本/東京、ハード、WTA500）も欠場すると、20日には同大会の会場内で取材に応じ、腹筋も負傷していることを明かした。 これにより大坂は日本代表として出場予定であった11月13日から20日に行われる国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナル（スペイン/マラガ、室内ハード）も欠場する見通しであると述べ、今後は来年1月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）に向けコンディションを整えていき、世界ランク30位以内に入ることを目標にしていると語った。 そして21日には次週に出場を予定していた香港 テニスオープンが公式Xで大坂の欠場を発表。大坂は大会を通じて「香港 テニスオープンと今シーズンの残りの大会への出場を辞退せざるを得なくなったことを本当に残念に思います」とコメントを発表し、今シーズンを終了する意向を示した。