J1王者・神戸が今季初の首位浮上!! C大阪を圧巻4発撃破で3連勝
[5.11 J1第13節 C大阪 1-4 神戸 ヨドコウ] J1リーグは11日、各地で第13節を開催した。ヴィッセル神戸はセレッソ大阪に4-1で勝利し、3連勝を達成。FC町田ゼルビアと勝ち点で並びながら得失点で上回り、前年度王者が今季初めて首位に浮上している。 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 C大阪はU-23インドネシア代表DFジャスティン・ハブナーがパリ五輪大陸間プレーオフには参加せず、この試合から先発で復帰した。前半19分、FWルーカス・フェルナンデスからMF香川真司と繋ぎ、最後はDF奥田勇斗がシュート。これは枠の右に外れた。 すると同38分、神戸はFW大迫勇也のスルーパスにFW武藤嘉紀が抜け出す。武藤はフリーのMF山口蛍に渡すと、山口が右足でゴールネットに突き刺して先制点を決めた。神戸は前半44分、右サイドからのFKをMF扇原貴宏が蹴ると、武藤がゴール前に折り返す。DF本多勇喜がGKキム・ジンヒョンが飛び出して無人となったゴールへ押し込んでリードを広げた。本多は神戸加入後初ゴールで、J1での得点は2013年以来となった。 後半に入っても神戸の勢いは止まらない。同4分、扇原が左からのCKを蹴るとファーサイドで大迫が合わせ、追加点を決めた。一方のC大阪は後半12分、MF奥埜博亮が敵陣ペナルティーエリア内でボールを奪われるも、DF山川哲史のクリアが奥埜に当たって攻撃が続く。奥埜から跳ね返ったボールをL・フェルナンデスが折り返し、最後はFWレオ・セアラが押し込んで1点を返した。レオ・セアラは今季10ゴール目となっている。 神戸は後半34分、DF酒井高徳が右サイドを抜け出して決定機。大迫が中央に折り返したボールを右足で振り抜くも、枠を捉えたシュートはMF田中駿汰のブロックで防がれた。それでも後半アディショナルタイム、カウンターからFW宮代大聖がミドルシュートをゴール右に決め、勝利を決定づける4点目となった。試合は4-1で神戸が制し、敗れたC大阪は今季初の連敗となった。