鹿島また町田に勝てず…ルヴァン杯敗退 前半のシュート0本、後半も巻き返せず0―2
◆YBCルヴァン杯▽1次ラウンド3回戦 町田2―0鹿島(22日・町田GIONスタジアム) 鹿島は町田に0―2で敗れ、1次ラウンドでの敗退が決まった。町田に対してはリーグ戦に続き2連敗となった。 * * * 19日の神戸戦(1〇0)から先発6人を入れ替えた鹿島だったが、前半はシュートは0本に終わった。神戸戦から前線の4枚を変更(鈴木優磨→垣田裕暉、仲間隼斗→パレジ、名古新太郎→樋口雄太、師岡柊生→松村優太)。ボランチも知念慶に代わってミロサブリェビッチを入れたフレッシュな布陣で挑んだが、序盤から攻撃が停滞した。 前線の動き出しが少なく、連動して前進する場面が限られた。相手の効果的プレスでDF植田直通がロングボールを「蹴らされる」展開となり、前線もそれを収められない。決定機を迎えられないまま前半を折り返した。 後半開始と同時に松村と垣田を下げて鈴木優磨とチャブリッチを入れ、19分には復帰戦となったMF柴崎岳を投入。最終的には出場停止の濃野公人、欠場した仲間、知念を除く主力メンバーがピッチに並んだが、最後まで1点が遠かった。 ポポヴィッチ監督は「これまで出場機会が少なかった選手は、トレーニングでいいプレー、姿勢を見せてくれていた。だからこそ、この試合で使ったが、こういう結果になってしまった」と悔いた。
報知新聞社