“過去の気持ち”を忘れてしまう私たち 陸上自衛隊第32連隊の旧ツイッター「大東亜戦争」
放送後に、リスナーからこんなメッセージが寄せられました。 今朝も仕事しながら、拝聴しています。今朝の神戸さんの話を聴きながら、私が小学校だった頃を思い出しました。 あれは、私が小学生だった40数年前、運動会のスローガンを決めていた時のことです。男子の一人が、(神風)ってかっこいいから、スローガンのなかに入れようといいだしました。 しかし、それを近くで聞いていた担任の先生は、君たちは、その神風の意味がわかってそんなこと言うの? と、問いかけそして詳しく説明してくださいました。あの頃、意味さえもわかっていなかった私達に「なぜ、どうして」をなげかけ、教えてくださった先生が懐かしく思いだされました。 今、こんな大人、何人いらっしゃるのでしょうか。私も「なぜ、どうして」を少なくとも自分の子どもには教えられているかなぁ?と、ちょっと反省。でも、今年も子どもたちをつれて広島、長崎の平和学習に行ってきました。これからも、番組でいろいろと勉強させていただきますね。 貴重な思い出を教えていただき、大変ありがとうございました。 ■神戸金史(かんべ・かねぶみ) 1967年生まれ。毎日新聞に入社直後、雲仙噴火災害に遭遇。福岡、東京の社会部で勤務した後、2005年にRKBに転職。報道部長、ドキュメンタリーエグゼクティブプロデューサーなどを経て現職。近著に、ラジオ『SCRATCH差別と平成』やテレビ『イントレランスの時代』の制作過程を詳述した『ドキュメンタリーの現在 九州で足もとを掘る』(共著、石風社)がある。最新作のドキュメンタリー映画『リリアンの揺りかご』は、TBSドキュメンタリー映画祭で上映(福岡会場限定)。
RKB毎日放送