電動化されたジープはジープ足り得るのか?新型「ジープ アベンジャー」を徹底チェック!テスト結果を含む全情報
電動アベンジャーの航続距離は最大400km
新世代のドライブポートフォリオにおける最大の革新:「アベンジャー」は、ジープ初の完全電気自動車だ。技術的には、最高出力156馬力、最大トルク260Nm、プラットフォームは「オペル アストラ」や「プジョー308」と同じく前輪駆動だ。電動ジープの航続距離は最大400km(装備ラインによって異なる)で、バッテリーの容量は54kWhである。 内燃機関ファンのために、小型ジープにはガソリン1.2リッターターボエンジンも用意されている。パワーは100馬力、最大トルクは205Nmで前輪を駆動する。6速マニュアルギアボックスも、純粋主義者には嬉しい。オートマチックギアボックスの場合はマイルドハイブリッドとなる。
装備:実用的で堅牢なインテリア
インテリアの基本レイアウトは、「オペル アストラ」など同プラットフォームの他のクルマを彷彿とさせる。2つの10.25インチスクリーンが標準装備され、センタースクリーンの下には空調制御に役立つボタンパネルがある。
ジープは大型の収納コンパートメントを随所に配置した。ひとつはダッシュボード全体に大きく広がり、もうひとつはギアノブの下に中央に配置されている。硬質プラスチック?たくさんあるが、このブランドのファンは伝統的にあまり気にしない。ジープは、ダッシュボードは特に掃除がしやすいとアピールしている。
4xe用防水シート(アップデート情報!)
全輪駆動モデルということで、ジープは装備で頑強さとオフロード性能をサポートしたいと考えている。シートカバーは防水性、防汚性、特に耐久性の高い素材が用いられている。リア牽引フックとルーフラックは標準装備。ボンネットのパワードームにはオプションのステッカーが貼られている。これは単なるデザイン要素ではなく、マットな表面は太陽光の反射による眩しさからドライバーを保護する目的もある。
「アベンジャー4xe」には全天候型タイヤが標準装備され、オフロードでのグリップをさらに高める冬用タイヤも用意されている。
テスト:電動アベンジャーの走り
「アベンジャー」のステアリングは軽く機敏で、ボディのロールはほとんどなく、サスペンションはバンピーにならずしっかりしている。従来の400ボルトテクノロジーを採用したジープは、現在の電気自動車のような残忍なパンチはない。トルク260Nmは電気自動車としてはそれほど大きくなく、しかもスポーツプログラムでのみドライブシャフトにトルクを供給する。エコモードでは、まだ82馬力を自由に使える。
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