電動化されたジープはジープ足り得るのか?新型「ジープ アベンジャー」を徹底チェック!テスト結果を含む全情報
傷がつきにくいスカートを装備した4xe
「4xe」全輪駆動モデルには専用のエプロンが装備され、より頑丈で機能的なものとなっている。フロントには、装飾的なフレームで強調された大きなエアインテークがあり、かなりスポーティなデザインのグリルで閉じられている。垂直のエレメントは、エアインテークとそこに設置されたレーダーを衝撃から守るためのもの。リアにはディフューザーがある。「4xe」のバンパーは、特に傷のつきにくいプラスチック製だ。また、最低地上高も10mm増されている。
アベンジャーは驚きに満ちている
多くの小さな「eastereggs(イースターエッグス)」、つまり最初に見つけなければならない隠された要素は、ジープの良いブランドイメージの一部となっている。例えば、ウィンドスクリーンの下端には天体望遠鏡を覗く子供が描かれている。
リヤウインドウを内側から懐中電灯で照らすと、リヤワイパーの上に山のシルエットが見える。アベンジャーのルーフには小さなテントウムシが待ち構えている。我々はまだすべてを発見していないはずだ。
サイズ一覧
・全長:4084mm ・全幅:1776mm ・全高:1528mm ・ホイールベース:2056mm ・車両重量:1,536kg ・ラゲッジコンパートメント容量:355~1,277リットル
パワートレイン:全輪駆動バージョンはマイルドハイブリッド(アップデート情報!)
ジープは「アベンジャー」の全輪駆動バージョンを発表した。ラングラーやコンパスと同様、4×4には「4xe」の略称が付く。これは、最小のジープがオフロードにも適するようになったことを意味する。136馬力のガソリンエンジンと各車軸に21kWの電気モーターを搭載した新しいマイルドハイブリッドバージョンがこれを担っている。 このセットアップにより、アベンジャーは最高速度194km/hという最速を誇るだけでなく、全輪駆動によってオフロード走行も可能になるはずだ。ジープは、このSUVが砂利道でも40%の勾配を克服できると約束している。フロントアクスルにグリップがない場合でも、20%の勾配は可能なはずだ。走行モードと速度に応じて、インテリジェント全輪駆動システムが2つのアクスルに最大50:50のトルクを配分する。また、40cmまでの水深を走行できる。
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