姫乃たまの「おそとで生きるもん!」島根県安来市で〝リアルどじょうすくい〟してみた
こんにちは、姫乃たまです。本日は島根県の安来市に向かいます! 以前、島根県に数多く存在する、柿本人麻呂(歌人)のゆかりの地を巡って、石見地方を旅したことがあるのですが、島根には何かがあるぞ……と思って、再び行ってみることにしました! 【写真】リアルにどじょうすくいに挑戦する女子ふたりの勇姿を見る(全34枚) 今回はゲストとして、友達の里咲りさちゃん(総合エンターテイメント事務所・フローエンタテイメントの代表取締役。通称しゃちょー)も一緒に来てもらっています。 今日、明日と弾丸で島根県安来市を駆け巡りますので、一緒に島根の魅力に触れていきましょう! というわけで、まずは「どじょうセンター」に、どじょうすくいをしに来ました! どじょうすくいといえば、手ぬぐいをかぶってひょうきんに踊る「どじょうすくい踊り」が思い浮かびますね。しかし、今回チャレンジするのは踊りではなく〝リアルなどじょうすくい〟、つまりは捕獲です! 島根県の東端、鳥取県との県境にある安来市は、全国屈指のどじょうの養殖地として有名で、あちこちでどじょうが獲れるらしいのです。 最初にどじょうすくいに誘った時、すぐに「子どものころ、ちびまる子ちゃんで見て憧れてて、ずっとやってみたかったんです! ついに念願が叶う……!」と返答があったので、しゃちょーに声をかけてよかったなあと思いました。 とりあえず安来市のお蕎麦屋さんで腹ごしらえをしていたら、庭の池で泳ぐ鯉を見て、「あっ、金魚だ!」と喜んでいたので、魚に関する知識はあまりなさそうです。
どじょうすくいに向けてTシャツづくり
JR安来駅の待合室には、どじょうの住んでいる水槽があります。駅員さんがよく見えるように水槽の明かりをつけてくれたので、思わず「可愛い!」と声を上げると、駅員さんは「可愛い……ですかね……?」と首を傾げていました。 思ったよりも大きいなと思ったのですが、それもそのはず。安来駅のどじょうは、どじょうセンターからお引越ししてきたどじょうで、もう10歳になるそうです。どうりで立派だと思った! 安来市観光協会の方が、初めてどじょうすくいに挑戦する私たちに「田んぼの主が穫れるといいですね」と言ってくださったのですが、主と呼ばれる大きなどじょうでも2~3歳くらいとのことです。どじょうは可愛いのでペットとして飼育する人もいるそうで、金魚やメダカと同じような感覚で飼えて、長生きすると10年ほど生きるんだとか。安来駅のどじょうはみんなに見守られて、大事にされているんですね。 さて、どじょうすくいを本格的に楽しむために、安来市観光協会さんから豆絞りをお借りする予定だったのですが、なんとザルと魚籠(びく)、着物と一文銭の鼻当てまで貸してくださいました! おかげで妙に気合いが入ったので、どじょうのイラストを描いたオリジナルTシャツをつくって挑むことに。 しゃちょーは普段から自分のイラストがプリントされたTシャツを着て歩いているので、こういうのはお手のものです。 私は絵が……あの……がんばりました。 到着してから、いきなり絵を描き始めた私たちを優しく見守ってくれたどじょうセンターの皆さま、ありがとうございます。