【訃報】「広い世界で存在感…アイドル以上のものだった」中山美穂さん(54)死去 連続ドラマで鮮烈デビュー 憧れの女性像として各世代から幅広く支持
15歳でドラマデビュー、来年デビュー40周年だった
プロフィールを木村キャスターからあらためて紹介していく。 木村拓也キャスター: 1985年に先ほど品田さんからもありましたように、若くしてデビューされました。「毎度おさわがせします」もそうですし、それから数々の賞を受賞されています。 レコード大賞金賞もそうですし、何よりも2025年でデビュー40周年になる、55歳で15歳でデビューして40年という節目を迎える年齢だったということなんです。 そして6日もコンサートの予定があったということなんですね。6日午後7時から、大阪でクリスマスコンサートを予定していたんですけれども、それが公式サイトで中止がすでに発表されていたんです。オフィシャルサイトでは、「本日、2024年12月6日(金)ビルボードライブ大阪にて開催を予定しておりました『Miho Nakayama Christmas Concert in Billboard Live』大阪公演は、中山美穂の体調不良の為、公演を中止する運びになりました」と、オフィシャルでアナウンスメントがありました。 ーー(青井実キャスター)品田さん、中山さんの最近の活動ですけれども、何か病気だったとかそういった情報というのは入ってきてたんでしょうか? 日経BP総合研究所・品田英雄客員研究員: いや、特に耳に入ってなかったですね。あのライブで回るっていうので、本当に何かそれこそ、橋下さんじゃないですけど、当時のファンっていうのがみんな喜ぶんじゃないのか、盛り上がるんじゃないかっていう期待をしていたっていうところだったので、本当にびっくりでございます。 ーー(青井実キャスター)品田さん、中山さんと言いますと、映画も『Love Letter』とか海外でもあの非常に人気を集める映画にも出てらっしゃると思うんですけど、この影響と言いますか、アジアの方も皆さんびっくりされているということですよね。 日経BP総合研究所・品田英雄客員研究員: そうなんですよね。でもやっぱり、中山美穂さんが今までのアイドルと少し違ったのは、途中で例えばプロデュースなんかも角松敏生さんだったり、久保田利伸さんにお願いするっていう、ニューミュージック、ロック系の方にお願いしたりとか、93年には『世界中の誰よりきっと』っていうWANDSとのコラボで、本当にJ-POPの中で輝くような曲を普通に歌えたっていうのが片方であります。 でもう片方で映画で言うと、岩井俊二監督の『Love Letter』という、岩井さんが世の中に出るきっかけになった映像に出てインパクトを残したっていうのがあり、さらに2002年にはパリに行かれるわけですけれども、辻仁成さんとご結婚されて拠点をパリに移しますっていうようなことがあったりして、時代の先取りをするような女性としてもみんな憧れていたって気がしますね。 青井キャスター: まさにそのライフスタイルも含めて憧れる女性像というものを、すごくパイオニアとして歩んでいる方ですよね。 橋下さんはそのドラマを若い時見ていて、われわれの世代は歌を知っていた。本当に幅広い世代、各世代に支持されていましたね。 遠藤玲子キャスター: 同姓から見ても常に憧れで、しっとりとした美しさもありつつ、キリッとした格好良さもある方だなという印象で、ずっとテレビで応援していました。 (「イット!」12月6日放送より)
イット!