体操五輪3冠・岡慎之助選手が国スポでF難度の新技に! 凱旋試合はジュニア時代の仲間で5位入賞【岡山】
オリンピック3冠、体操の岡慎之助選手(20)が日本での凱旋試合です。佐賀県で行われている国民スポーツ大会で9月7日、岡山県代表として出場しました。 10月に開幕する国スポの会期前競技として行われた体操。会場のSAGAアリーナには金メダリストの演技を見ようと行列ができました。 (篠原聖記者) 「五輪後初の公式試合、岡選手の演技に注目集まる」 オリンピックでの演技から約1カ月。岡慎之助選手は子供のころ所属していたおかやまジュニア体操スクールの先輩らとともに岡山県代表として出場しました。 最初の種目の「ゆか」でオリンピックでは組み込まなかった自身の新技に挑みますが、惜しくもラインオーバーで減点。その後、リズムを崩してしまい、得点を伸ばすことが出来ません。 それでも得意の平行棒では、持ち味の美しい体操を披露し、15点をマーク。金メダリストの演技に会場が沸きました。駆け付けた体操スクールの後輩たちもエールを送ります。 (おかやまジュニア体操スクール) 「慎之助くんオッケー」 最後の種目の鉄棒でも新技、F難度のリューキンに果敢に挑戦した岡選手。4年後のロサンゼルスオリンピックを見据え、貪欲に成長を求める姿勢を示しました。 (おかやまジュニア体操スクール 佐藤陽向選手) 「迫力が違った。オリンピックでメダルを取ったからこそできる演技だと思う」 (国スポが引退試合 岡山・柚木健大朗選手) 「(岡選手が)昔は小さかったのに今は頼もしくなって、頼もしい仲間たちと一緒に体操ができて良かった」 岡選手は個人総合で13位の結果に終わりましたが、岡山県代表は5位入賞を果たしました。 (五輪後初の公式試合 岡山・岡慎之助選手) 「満足のいく結果でもないし、満足した演技は出せていないが、新しい技も入れて良いチャレンジができた。自分がもっともっと結果を出して、岡山県に恩返ししていきたい」
岡山放送