ドイツの指導者が小松で稽古 柔道「教わった技伝えたい」
ドイツの柔道クラブで指導するクリスティーナ・ブロームさん(26)が21日、小松市武道館で全日本柔道少年団小松分団の練習に参加し、園児から高校生まで約50人と一緒に汗を流した。 ブロームさんは同級生の影響で6歳から柔道を始め、現在1級の腕前。ソフトウエア開発の仕事に携わっており、小松出張に際して本場の柔道教室を見学したいと考え、インターネットで調べて同分団の高岡浩平監督(47)に直談判した。 自前の柔道着で寝技や乱取りなどの稽古をこなしたブロームさんは「強い子どもたちがたくさんいてすごい。教わった技をドイツの子どもたちにも伝えたい」と笑顔をみせた。