侍ジャパン・森下翔太、4試合連続打点「自分の打撃を貫いてやる」 主要国際大会では2023年WBCの大谷翔平以来
ラグザス「第3回WBSCプレミア12」1次リーグB組(17日、日本7-6キューバ、天母)野球日本代表「侍ジャパン」は開幕4連勝で同組1位を確定させ2次リーグ進出を決めた。森下翔太外野手(24)=阪神=は1-0の三回に中犠飛を放ち、4試合連続となる打点をマークした。 「乱打戦になりましたけど、1点差のゲームを勝ち切れたのでよかった。自分の打撃をすることだけを意識して(打席に)入りました」 三回無死満塁の第2打席できっちりと中犠飛。主要国際大会で侍ジャパンの打者が4試合連続で打点を挙げるのは、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド全4戦で打点を挙げた大谷翔平(現ドジャース)以来となった。 「打点を取ることが一番チームにとってプラスに働くと思う。この短期決戦においては継続してやりたい」 6打点も現在チームトップだ。昨年のオリックスとの日本シリーズでもシリーズの新人最多打点記録となる7打点を刻んだが、驚異的な集中力、勝負強さを侍のトップチームでも発揮している。 同点とされ迎えた八回無死一、二塁では三ゴロを放ったが、全力疾走で併殺崩れとして一塁に生きた。そして、直後の栗原の勝ち越し犠飛につながった。「調子がいいわけではないので、自分の打撃を貫いてやろうかなと思います。全勝して終わりたい」。日本の4番として、森下はできることをすべてやる。(中屋友那)