「え、たった1分の遅延で延長保育!?」現役保育士が明かす、実際にあった驚きの“土曜保育・延長保育”でのトラブル
たった1分の遅延で延長保育!?
延長保育の時間は各園によって定められていて、開所が11時間を超えた分は延長保育となります。 首都圏では7時~18時までもしくは7時半~18時半までが標準時間帯で、その前後の開所時間を延長保育と定めている園が多いのではないでしょうか。 18時以降が延長保育となる場合、18時1分にお迎えに来たら延長保育料金が加算されます。 「電車の遅延が原因で、走ってお迎えに来たのにたった1日、1分過ぎただけで800円請求された!」 「降園するときに打刻を忘れただけなのに、延長保育を使ったということにされた!」 なんていう声も実際に聞いたことがあります。ここは園のルールで定められているので確認しておきたいですし、従っておきたいところ。 また、意外と多いのが延長保育時の夕食や補食の問題。 朝「今日の夕食はいりません」と保育士に伝えたのに、伝達ミスがあって夕食を食べさせられていた! 補食をお願いしていたのに何も食べていなかった!といったトラブルも。 夕食や補食は1食いくらと値段が決まっていることも多いので、園のミスなのにお金が発生した……となるとモヤモヤしてしまいますよね。
延長保育を利用しなくても確認しておく
延長保育を利用する予定はなかったとしても、出社に電車やバスを利用していて、遅延が発生する可能性はあります。 働き始めたら実は部署が変わってしまい残業が多くなった!異動になって出勤に時間がかかるようになった!など予測できないことがおこるくあもしれません。 ・遅延の場合、延長保育料はかかるのか ・夕食や補食の提供に関するルール(時間や体調不良で早退した場合の費用など) ・延長料金はいくらか(1回毎、10日毎など園によって様々) この3点は確認しておくと安心です。 保育園は長くて6年間利用することになる施設。子どもも親も入園してから「こんなはずじゃなかった!」と後悔する前に、保育園にどんなことを求めるのか、保育園のルールはどんなものがあるのかを明確にしておくと、入所してからのモヤモヤは減ると思います! 保育園見学でぜひ確認してみて下さいね。