『アオのハコ』実写化のキャスティング候補を妄想してみた “千夏先輩”がカギになる?
『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載の人気マンガを原作としたTVアニメ『アオのハコ』が、10月より放送中だ。同作は部活や恋愛に打ち込む高校生たちを中心とした青春ストーリーとなっている。 【写真】“千夏先輩”が描かれたティザービジュアル ジャンプ作品としては珍しく、ファンタジー要素の一切ない現実的な設定だが、それは言い換えると「実写化に適した作品」ということでもあるはず。そこで今回は独断と偏見にもとづいて、各キャラクターの実写キャストにふさわしい役者たちを考えていきたい。 ●猪股大喜 まず主人公の猪股大喜は、中高一貫のスポーツ強豪校・栄明高校に通っている高校生。女子バスケットボール部の先輩・鹿野千夏に憧れを抱いており、その一挙一動にドキドキしてばかりいるピュアな性格が特徴だ。また部活に対する姿勢も本気で、バドミントン部でがむしゃらな努力を積み重ねていく。 そんな大喜役に合いそうな役者といえば、道枝駿佑の名前が思い浮かぶ。ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系)をはじめとして、さまざまな学園モノに出演しており、とくに映画『今夜、世界からこの恋が消えても』では瑞々しくも切ない恋模様を演じていた。透明感のある青春ドラマの主人公として、この上ない適役ではないだろうか。 ●鹿野千夏 一方で大喜が想いを寄せる千夏先輩は、女子バスケットボール部の次期エースと目されていて、学園内で男女から高い人気を誇るスターでもある。その圧倒的なメインヒロイン力を表現できそうな俳優としては、髙橋ひかるが挙げられるだろう。 髙橋といえばWOWOWドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』では主人公の高校生・刈谷優里、1月から3月にかけて放送された『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系)ではヒロインの女子高生、ミーコこと園田美己を演じていた。ちなみに学生時代にはバスケ部の経験もあったというので、そうした意味でもうってつけの配役になりそうだ。 ●蝶野雛 そしてもう1人、物語上で重要なキャラクターとなるのが蝶野雛。大喜とは中学時代からの幼なじみで、お互いに軽口を叩き合うなど、男友達のような距離感として描かれている。 ラブストーリーに必要不可欠なポジションだが、その実写キャスト候補としては、10月から放送中の『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(日本テレビ系)で四姉妹の末っ子、町田芽役を演じている畑芽育の名前を挙げたい。 畑は2023年公開の映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』にて、学園イチのイケメン男子に翻弄されるヒロインの高校生・如月真綾役を演じていた。そこで、表情豊かでコミカルな演技を見せていたことが印象的だ。 『アオのハコ』の雛は千夏先輩とは対照的に、明るく感情の起伏が分かりやすいヒロインとして描かれているのが特徴なので、畑の演技が上手くハマリそうな気がしてならない。