『アオのハコ』実写化のキャスティング候補を妄想してみた “千夏先輩”がカギになる?
野村康太、佐野勇斗、前田旺志郎には“バイプレーヤー”としての活躍に期待!
●笠原匡 その一方、大喜にとって大切な親友ポジションの男子として登場するのが笠原匡。寡黙な性格でクールに見えるものの、実は友達思いで、誰よりも周囲の人々に気を配っている……というキャラクターだ。 もし匡を実写で再現するなら、誠実な印象や“いいヤツ感”のある俳優を抜擢することは必須だと思われる。そのキャスト候補としては、野村康太が適役かもしれない。 野村は10月から放送されている恋愛ドラマ『その着せ替え人形は恋をする』(MBS/TBS)にて、雛人形職人を目指す高校生・五条新菜役を演じている。その演技力によって真面目で朴訥としたイメージを見事に再現しているため、『アオのハコ』の匡役にもぴったりの人材ではないだろうか。 ●針生健吾 そのほか針生健吾は、バドミントン部のエースで、かなりの実力者。大喜にとっては先輩にあたる存在だ。物語上では、大喜の青春をより強く輝かせるための着火剤のような役どころなので、実写化の際にも重要なポジションとなるだろう。 そのキャストに関しては、佐野勇斗がハマリ役になるかもしれない。映画『ちはやふる -結び-』の筑波秋博役に始まり、映画『嘘喰い』の梶隆臣役、映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の石上優役、ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)のガク役など、佐野は数々の実写化作品にて存在感の強いキャラクターを演じてきた。演技力については間違いなく信頼できる。 ●西田諒介 また西田諒介は、針生と同じ男子バドミントン部の2年生。お調子者で、部内ではムードメーカー的な役割を務めている。その実写キャストは、当然コミカルな演技をこなせる必要があるが、前田旺志郎であれば上手く演じてくれそうだ。 というのも前田は子役時代、兄弟で漫才コンビとして活動していた経歴の持ち主。現在は役者として活躍中だが、2023年の『Dr.チョコレート』(日本テレビ系)では、お笑い芸人役として劇中で漫才を披露する一幕もあった。そのほか映画『わたしの幸せな結婚』では、目黒蓮演じる久堂清霞の部下であるお調子者、五道佳斗役を演じていたことが印象深く、その実力は折り紙付きだ。 以上、今回は『アオのハコ』に登場する6人のキャラクターたちの実写キャストについて妄想を繰り広げてみた。アニメでは今後も新たな人物が出てくるはずなので、「もし実写化したらどの俳優に演じてほしいか」を考えながら視聴してみるのも、楽しいのではないだろうか。
キットゥン希美