【中継】ロンドンの街は歓迎ムード一色…両陛下が歓迎式典に チャールズ国王と共に馬車パレード
日テレNEWS NNN
イギリスを公式訪問中の天皇皇后両陛下は、国賓として歓迎式典に臨まれました。その後、両陛下は馬車でパレードされ、ロンドンの街は歓迎ムードに包まれました。 パレードが行われていた現地バッキンガム宮殿前から中継です。 3時間ほど前に、「ザ・マル」という通りで馬車パレードがおこなわれました。 日本・イギリスだけでなく世界各国の観光客も集まりました。手作りの日の丸や、日英両国の国旗を手にした人などが沿道を埋め尽くし、まさに歓迎ムード一色、という感じでした。 馬車パレードに先立って、41発の礼砲が鳴らされました。 パレードでは、天皇陛下がチャールズ国王と共に馬車の中から手を振ると、沿道からは「陛下!」の声と共に歓声が上がっていました。 26年前の上皇ご夫妻のパレードの時は、旧日本軍の捕虜経験者らが抗議するような場面もありましたが、今回は終始和やかなムードでした。 お話をうかがったニュージーランドの方は、「両陛下が目の前を通られるのを見て、感動して思わず泣いてしまった」とおっしゃっていました。 ──両陛下は、現在どのようにされているのでしょうか? 現在は、いったんホテルに戻られています。バッキンガム宮殿での昼食会のあと、天皇陛下はイギリス最高位の勲章「ガーター勲章」を授与されました。 この後は、無名戦士の墓に花を供え、夜は国王夫妻が主催する晩さん会が行われます。 また25日朝の地元紙は「21世紀における、あらたな王室や皇室のかたちについて、お互いに話し合う良い機会になるのではないか」と報じていました。