【コバエに注意】突如大量発生!「観葉植物の鉢」「カブトムシの飼育箱」にわくクロバネキノコバエをどう防ぐ?【画像閲覧注意】
カブトムシやクワガタの繁殖をしている人は、悩まされたことがあるのでは?家庭で大量発生するおそれのある「コバエ」に関する連載記事、第4弾は「クロバネキノコバエ」についてです。 【画像(1)~(3)】コバエが画像1枚に100匹超ビッシリ 見る勇気のある方だけご覧ください ■ご存知?「クロバネキノコバエ」 害虫駆除の専門家、東洋産業の大野竜徳さんに教えてもらいます。 ークロバネキノコバエはどんな特徴がありますか? (東洋産業 大野竜徳さん) 「読んで字のごとく、黒っぽい翅をした茸(キノコ)が好きなハエ、という名前です」 「クロバネキノコバエの大きさは1~6mmくらいと幅がありますが、近年春先~梅雨くらいの時期に大発生してニュースになることもあることから、ご存知の方も多いのではないでしょうか?」 「血を吸ったり、食べ物にたかったりするわけではないのですが、大発生するととんでもない量の虫であふれかえるため、私たちの生活に不快な思いをさせる不快害虫です(幼虫が農作物をかじって商品価値をなくしてしまう農業害虫の仲間もいます)」 「大発生は異物混入の原因にもなり、社会的なダメージもかなり大きい虫で、実際の被害のニュースも目にしますね。この大量発生する虫の困ったところの一つがとても小さいこと」 「光などに寄せられて私たちの生活する場所に近づいてきてしまったものが、ドアや窓をあけなくても隙間から入ってきたり、網戸の目をすり抜けてしまってきたりと、防ぐ手段が難しいのです」 ■「観葉植物の鉢」や「カブトムシの飼育箱」には要注意!その対策は? ーなんとか防ぐ手立てはないものでしょうか。 (大野さん) 「外で発生するものは防ぐ手段がないのですが、この虫、おうちの中で発生することもあるのです」 「先ほど、名前の通り、キノコが好きなハエです、ということをお伝えしました。キノコを栽培している施設などでは大害虫ではありますが、この虫はキノコが生えそうな環境…湿って枯れて腐った植物の葉っぱなどが溜まった場所で発生します。そう『腐葉土』ですね」 「おうちの中に観葉植物があったり、カブトムシやクワガタを飼育されていたりするところで大発生します。ひょっとして、小さなお子さんやガーデニングをされている方などは経験があるかもしれません」 ーカブトムシを飼育していて、悲惨な経験をしたことがあります。 「対策は難しいのですが、水の管理をすることと、湿気をこもらせ過ぎないことが大切です。プラスチックのケースや水はけの悪い入れ物で植物や虫を飼育していると、いつの間にかこのコバエがやってきて同居を始めてしまいます」
【関連記事】
- 「他の男に裸を見せるのか」通院禁じ家の中を24時間監視 母親(36)は交際相手(41)の「異常な支配欲」で精神的におかしくなり娘(6)を虐待したのか【岡山女児虐待死・後編】
- “納豆を片手で食べられる道具”を開発し5つの金賞を獲得した女子高校生の願い「あきらめなくていい世界を」【岡山】
- 「夫に責任を感じさせたい」8歳の長男を車の中で殺害の母親 不妊治療の末に授かった我が子をなぜ
- 母・邦子さん 息子(稲葉浩志さん)に「盆の忙しい時にライブをするんじゃな」凱旋コンサート2日目「178(いなば)ナンバー」の車も集結【岡山・津山市】
- 「アリにしか見えない」けど実は「クモ」?!ぴょんと跳んでハエを捕まえる『アリグモ』さぁ、脚は何本でしょうか...6本?8本?