“闇バイト”初公判 男2人が起訴内容認める「軽率な行動だった」
日テレNEWS NNN
関東で相次ぐ闇バイトによる事件の一つで、さいたま市の公園で男性を車に監禁し現金を脅し取ろうとした罪に問われている2人の男の裁判で、2人は起訴内容を認めました。 起訴状によりますと、饗庭元被告と佐藤拳太被告はことし8月、さいたま市の公園で当時34歳の男性に暴行を加えて車に監禁し、現金を脅し取ろうとした罪に問われています。12日の初公判で2人は起訴内容を認めました。 検察側は「指示役の『赤西』や『ゴッサム』などから犯行の指示を受けた」「報酬欲しさに応募し、従属的であっても責任は重い」などとし饗庭被告に懲役3年6か月、佐藤被告に懲役3年を求刑しました。 一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。饗庭被告は「軽率な行動だった」と後悔を語ったほか「住所などを指示役に伝えていて恐怖心から逃げられなかった」と述べました。 判決は今月23日に言い渡されます。