60代・ミニマリストの食品を「買いすぎない」3つのコツ。ため込みグセの解消にも
<原因3>安心したい気持ち
冷蔵庫にたくさん食品が入っていると、安心できる。豊かな気分になる。そんな気持ちから、すぐには食べないものまで買っているなら、まずは、安心するためにも自分の“不安”と向き合いましょう。そのために、以下のことをしてみてください。
●なにがそんなに不安なのか考えてみる
もし、食品がたりなくなるのが心配だと思うなら、どれほどあればたりるのか、現状を調べて、ストックすべき食材の適量を見つけましょう。
●たりなくなったときの対処法を考えておく
実際に食材がたりなくなったらどうするか、いくつか方法を考えておくと安心できます。 <たとえば…> ・フリーザーの中にすぐに使えるおかずをいくつか入れておく ・その日は飲食店から料理を取り寄せる ・近所のコンビニで調達する ・外食する などなど、食品をスピーディに調達する方法はいろいろあります。
●たりない状況を体験する
意図的にたりない状況をつくって体験してみるのもよいかと思います。たりないと思っても、実際は冷凍庫やパントリーにあるなにかを使って食事をすることができます。目当ての食材がなくても代替品を使うなど、柔軟に対応すると、「なくてもなんとかなる」「大丈夫」と実感できるので不安が和らぎます。 私は、週に1度、食品を届けてもらっていますが、食品が届く前日あたりから冷蔵庫はほぼ空っぽになります。それでも、冷凍してあった野菜の切れ端でスープをつくったり、缶づめを食べたりすれば、栄養満点とは言えませんが、食べるものが完全にゼロになることはありません。
●ほかの行動で安心感を得る
安心感を求めて買い物に走らないよう、ほかの方法で心を満たすのもよい方法です。たとえば、散歩に出かける、友人と話す、ストレッチ、ヨガ、瞑想でリラックスする、好きな本を読むなど、買い物以外で不安を解消する活動を取り入れてみてください。日記を書くのもおすすめです。 以上、食品を買いすぎないコツを3つ紹介しました。ゴミを減らすことや、食材を無駄にしないことを心がけるのも食品のため込みグセの解消に役立ちますよ。
筆子