【高校バスケ】市船橋が天理下し初戦突破 元千葉J星野拓海監督1年目で全国初勝利「励みに」
<ウインターカップ2024全国高校バスケットボール選手権:市船橋73-61天理>◇24日◇男子1回戦◇東京体育館 2年ぶり出場の市船橋(千葉)が天理(奈良)を下し、2回戦進出を決めた。 第1クオーター(Q)はリードされる展開も、第2Qからは、持ち前の速い展開の攻撃を発揮。そのまま逆転に成功すると、相手をさらに突き放し、勝ち切った。 同校OBで千葉ジェッツ(14~16年)でもプレーした星野拓海監督(34)は就任1年目でうれしい全国初勝利。勝利の瞬間はあまり表情を崩さなかったが、試合後には「うれしい気持ちもありますけど、ホッとしてます」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。 自身が高3時に出場した08年には8強入り。その初戦の相手が、同じ奈良県代表の奈良育英(111○77)だった。「まさか監督1年目で自分が対戦した同じ県の代表とやれるとは思ってなくて。少し感慨深い部分もありながら迎えた」と話し、「全国で初めての勝利で、本当に小さな1歩ですけど、私にとってもすごく励みになるし、次に向けてまた頑張れる」と笑みをこぼした。