【ボクシング】日本女子フェザー級王者若狭与志枝がライバル三好との4度目対決制し初防衛成功
<プロボクシング:DANGAN271大会>◇6日◇東京・後楽園ホール 日本女子フェザー級王者若狭与志枝(36=花形)がライバルとの4度目対決を制し、初防衛に成功した。 同級1位三好喜美佳(40=川崎新田)の挑戦を受け、3-0(58-56×2、59-55)の判定勝利を挙げた。20年11月の初対決に勝利、22年2月には判定負けで王座陥落、そして同年10月に連敗と過去1勝2敗と負け越していた。これで2勝2敗とした若狭は「2度負けた時は落ち込んでいた。(当時は)次こそ勝つと思ってリングに立っていたので。初防衛できてうれしい」と笑顔を浮かべた。 序盤から両者とも真っ向勝負でパンチを繰り出して接近戦で打ち合った。最後まで打撃戦を続け、競り勝った若狭は「いい打ち合いができた。すごく気持ちがいい。来年は世界挑戦します」と絶叫していた。【藤中栄二】